6.日曜日のプライベートはイゴール師匠。

イゴールさんのプライベートは去年も受けていて、2回目。前回、その雰囲気と佇まい、ていねいな教え方から津田さん曰く「師匠って感じよね」ということから2人の間では、イゴール師匠と呼んでいたりします。

クラシカルなシステマ、空手で表現すると伝統派というより古伝というか、流行普遍な感じを受けます。

私たちがHQに入ると、柔らな陽射しの中に、イゴール師匠がいて、逆光でもわかるような柔らかな笑顔で招き入れてくれました。

正直、グッときてました。ワークの方は、印象的なものをピックアップしながら、その後の気付きも加えながら記していきます。


まずは、グラウンドムーヴ。ひと呼吸で一動作で動き、徐々に動作を増やしていきます。

うつ伏せから、プッシュアップ。肩や腰にテンションを感じたらブリージング、それでもクリアできないなら下に落ちてリラックスします。

 


シットアップも同様に。さらに、仰向けで腕を上げてみて、テンションを感じるワーク。

この後、ペアになり、パートナーを折り畳むようにイメージしながらテイクダウンさせていくのですが、折り畳む感覚が、わからずにいたら、テイクダウンされる側が、パートナーの手を誘い、そのルートを示すことで感覚をシェアし合うワークへと移行。

 


このルートを感じるというポイントが、向かい合って、拳をパートナーのお腹に当てた状態でで腕を持たれ、与えられたテンション(肩、腰、膝、足首または足裏)を拳に返していく。

この時点では身体操作で返そうとしていましたが、後日、ブリージングをして与えられたテンションを均整化することで拳に流れることがしやすくなることに気付かされました。

 


これが、ストライクになって、喰らったダメージ…テンションをちゃんと乗せて返すワークとなりました。

イゴール師匠の相手をすると、私は体内にテンションを残して打ち返していると指摘をされました。それではダメージが蓄積していくとのこと。

この時点では、その前のワークがピンときていなかったのでモヤっとしてましたが、今となると、イゴールの言う意味が納得できます。

これを、今度はこちらからテンションを与え、コントロールするワークに繋がります。が、思い違いしてたのはここ。

はじめはタッチして生まれたテンションを移動させることでパートナーを動かし、次はテンションのルートをなぞり、やがてはアンコンタクト(ノンコンタクト)でテンションを与えてコントロールするのを段階的に見せてくれるのですが、どうしてもフェイントの有効性が頭から離れないため、スピードに頼りがちになり、上手くいきません。

それもこれも私自身の問題であり、私の状態が悪いまま強引なタイミングで動いていたに過ぎません。

 


「手足を出せば、ふれなくてもテンションを掛けることはできる。背後は前よりセンシティブなので、翳せば変わる。変わらない相手の場合?その時は、別のアプローチをするだけさ」

難しく考えない、感じたままを大事に、当たり前に動きつづける…改めて、その真髄の一端に触れた気がした瞬間でした。