いよいよ、ラスト。ヴラッドの柔らかな笑顔と、生徒たちに漂う緊張感…期待感と言った方が適切かもしれませんが、この雰囲気が私を離れがたい気分にさせてました。
明日には、私たちはここにいないんだな、と。
そんな気分も稽古が始まると吹っ飛んでましたが。
これまでのクラスやプライベートで学んできたものが、フワッと形づけられてきた、この日、ブリージングストレッチとグラウンドムーヴで作った肘から指先と膝から足先・踵を、重く使うようにしてみました。特に気を付けたのは右肩へのテンション。ほとんどのインストラクターや組んでくれたメンバーにも指摘されてきたからです。
そのためか、それを指摘する人はいませんでした。
そして、大きな変化は、これまでインストラクターや明らかにベテラン、実力者とわかる方々と組ましていただく機会が多かったのですが、なんとなく自由な感じで、ティーンエイジャーや女性ともワークができた夜でした。
言葉ではなく、ボディコミュニケーションとしてのシステマの素晴らしさ、その可能性をも感じました。楽しゅうございました。
4人組でやるトレインワークも、
首をグラブされた状態から手先から肩を抜きつつエスケープも、
エスケープしざまにストライクするワークも、
上手くいくことより、まずはシステマの根っこを伝えるもので、表現されるものはヴラッドはヴラッド、人は人、私は私で当然違う。極論ですが、崩せるか、叩けるか、見事か、そうじゃないか、は関係ない。まぁ、上手くはなりたいんだけど(笑)
そう、この日、津田さんは、ヴラッドに呼ばれ「君は動きが柔らかくスムースで素晴らしい。もっとセミナーをやりなさい」と言われ、照れてました。片山さんは、見事にIitを受け取り、嬉しそうでした。大串さんもやり遂げたことで自信を持てたようです。私も、いろんな宝をいただきました。