エリックのブリージングクラスを経て、いよいよレギュラークラスにヴラッドさんが登場。
その前に挨拶も済ませているのですが、あの笑顔には何ともやられます。
ミカエルもそうですが、実にいい顔で、一瞬、憧れの映画スターにでも遭遇したような心もちになるのは不思議です(笑)
さて肝腎のワークですが、正直、あやふやです。記憶が前後したり、混同したりしていますが、御勘弁ください。
ちなみに、私は稽古中にメモを取りません。記録もほとんど取りません。ただ、印象に残ったものを後日、稽古して行く中で、思い出したり、無意識に同様のワークを行ったりしています。
記録より記憶。案外、理論より体験重視だったりします。
前のクラスで身体は十分温まっている人が多かったのですが、まずは寝転がってグラウンドでのブリージングストレッチ。
ここで英語がほとんどわからない私は奇跡のような勘違いをします。ヴラッドが、手から伸ばして、と言った後、指を伸ばして、と聞き取れたので、手から指を伸ばしてから、指から引っ張られる感じでストレッチして、動くと、思考が入らず、自然とムーヴできて勝手に感動。
足も同様に足裏から指を伸ばしてから指や踵から動くとスムースで、そこからグラウンドムーヴしてクラウド(集まってやるワーク)してのコンタクトも、逆に周りに当たらないように動くのも楽でした。特に頭を上に伸ばすイメージを併せて行うと、これまでより動きの精度が高くなったような気がしました。
ちなみに大串さんによると、手から指を伸ばす、とは表現していなかったようですが、結果オーライでした。
そこから立ち上がって歩きながらペアになり、何度かチェンジして、歩いてくるパートナーを拳で止める、横に崩す、などのワークをやりました。
長く組んだ人はマッチョでパワーのあったので前で押さえるようにして止め、足の運びと呼吸に合わせて横にプッシュしてたら、随分感心してくれたようでした。
ここから3名で組んで、連なった3名を動かすトレインワーク(私の造語です)を行い、その前後に壁へのフィストウォークから逆立ち、方向転換などをして、マスアタックにはいったような…この辺が曖昧ですが、この間、再三再四、ヴラッドが相手をしてくれて、その凄さを改めて感じることが出来たのは、貴重な体験でした。
ヴラッドに限らず、初日のマットも2日目のエリックもインストラクター陣が頻繁に相手にしてくれたので、システマを濃く体感できた今回のトロントHQ訪問でした。
…5日目に続きます。